Vol.３株式会社コンプリート・サークル　井手浩和様

流行を追いすぎない！広島のカフェ業界できらめく理由

流行を追いすぎない！広島のカフェ業界できらめく理由

広島市中心地のお洒落なカフェを担う井手様。

お洒落で味も美味しくて魅力的なカフェなので、取材前からよく利用させて頂いているお気に入りのお店です。

そんなカフェを担うプレッシャーはあるのか？数多くのカフェがある中で、お客様に選んでもらうために実践している方法とは？

気になることをたくさん質問させて頂きました。

お仕事の内容

「広島エリアディレクター」として、４店舗のカフェを管理しております。メニューの改良や、お店の空間作りなど、各店長とやり取りしながらお店をより良くしていく役割です。

４店舗をまとめるとなると一見大変そうに思われますが、各店長が従業員をしっかりまとめてくれているので、お店をより良くするために動くことができています。

実際に店頭に立つからこそ気づけることも多いと思っています。時々店頭に立ち、接客することもありますが、お客様の笑顔を直接見られることはやはり嬉しいですね。

カフェを担うプレッシャー

エリアディレクターに就任する前は店舗で働いていました。そこから店長を経て、今に至ります。弊社「コンプリート・サークル」のカフェは、ありがたいことに内装がお洒落で洗練されていると好評頂くことも多いです。

エリアディレクター就任時には、それを引き継ぐプレッシャーより、すでに強みがある分、他のできる事をもっと伸ばせるとポジティブに考えられました。接客やメニュー改良に日々力を注いでおります。

メニューへのこだわり

いつ来ても同じものが出せるように、作る人によってブレないように徹底しています。メニューの写真にもこだわりを持っています。商品の演出にも力を入れていて、美味しいだけではなく、五感で楽しんで頂けるメニュー作りに挑んでいます。例えばミルクセーキだと、メイソンジャーに牛乳や卵黄がそのまま入っていて、お客様自身で振って混ぜて頂き、飲むようになっています。

他にも、スモークした煙をドーム状の蓋に溜めて、お客様の前で開けるなど、少しでも印象に残るような演出を取り入れております。

流行りのスイーツへの対応

マリトッツォや韓国マカロントゥンカロン、タピオカなど…スイーツの流行は分かりやすいですよね。ただ、流行には囚われすぎないようにしています。一時的にお客様に来て頂けたとしても、流行をずっと追い続けないといけなくなり、しんどくなってしまう気がして…。そうではなくて、自力があるお店を目指しています。流行を生み出すぐらいの勢い、流行のものがなくても、内装がお洒落で、料理も見た目が華やかで味も美味しいから「ここのカフェに行きたい！」という目的を持って来店して頂けるお店を目指しています。