【塗床工事】施工事例 ―『病院』厨房・カートプール

FSD-納入事例
塗床工事

汚染区域、非汚染区域ゾーン分けも塗床工事で実現

改修前問題点:改修したいが、できない!

厨房、カートプール床に経年劣化による損傷がありました。
その為、床の改修を考え様々な業者へ相談をし検討を重ねましたが、
床の改修だけで2週間、機器の搬出・再搬入、改修後の臭いの問題を考えると1か月以上厨房が使えない状態になってしまいます。

365日3食の食事を提供する必要のある病院で長期間厨房が利用できなくなる工期は、あまりにも現実的ではありません。

工期の問題を解決した床材とは?

FSDの塗床工事の場合、床工事は『1.5日』で完了することが可能でした。
施工後も臭いが残らない為、厨房も即時通常利用に戻ることが可能です。この工期を実現する為に、クオリティが下がるわけではありません。
熟練の技術が必要となる為、取扱いが難しいとされる速乾性のある優れた床材を利用することで、実現します。

従来床材と新規採用床材には、圧倒的な違いが!

従来の床は『エポキシ樹脂』という床材を使用していました。
一般的な床材ではありますが、耐熱40℃前後のものが多く厨房機器の熱や油、お湯などで塗装面が浮き上がり、躯体コンクリートにまでダメージが出てしまい、床の寿命を縮めるなどの問題がありました。

今回、厨房に選定した床材『ミルクリート:MM工法』は、耐熱温度120℃!
強い熱負荷(-50~120°C、完全硬化後)に対応する耐冷・耐熱・防滑仕様になっているので、
高温の熱水放流や蒸気洗浄が可能な耐熱性に加え、優れた耐衝撃性も併せ持っています。
優れた床材なので、改修頻度も大幅に減らすことができます!

すべての懸念事項が解決できた!

今回採用した床材により、懸念事項の工期が解決できました。

さらに!塗床工事が予定より大幅に短工期で実現可能であった為、床改修に合せてその他の気になっていた部分もまとめて改修することができました。

①床改修(厨房室・カートプール、グレーチング)
②劣化した厨房機器の入替
③HACCPの考え方に基づく、汚染区域と非汚染区域のゾーン分け
④天井組み換え、空調改修、内装工事

※※①~④まで含め、すべての改修が2週間で完了しました※※

塗床作業中動画

実際に特殊樹脂を金ゴテおさえ(左官)で仕上げます。

今回のポイント《まとめ》

耐冷熱工法で、高温の熱水や蒸気洗浄、設備機器からの放熱など、様々な熱負荷や往復熱衝撃(温冷繰り返し)に耐えて床を守ります。

工期、耐久性ともに満足頂ける改修ができました。
床工事だけの対応ではなく、機器の入替、内装工事、空調工事まですべてを一貫して対応可能なため、
気になるところを、まとめて管理することでベストな改修スケジュールで対応することができました。

ギャラリー

改修前

改修作業中

作業完了

詳細お問い合わせ

本件に関するお問い合わせ・ご相談は、
株式会社フロムシステムダイレクトまでお気軽にご連絡ください。

カスタマーサービスセンター:0570-02-3131

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