厨芥処理機
厨房内の様々な場所で発生する生ごみを粉砕機で粉砕し、搬送ポンプで脱水機に送り、脱水することで、ごみを衛生的に減容することができるシステムタイプと、一台で粉砕から脱水まで完結する一体型パッケージタイプがあります。
食数を目安に選定
業種、処理量、処理方法等によって機種を選定していきます。
今回は食数を目安に、厨芥処理システムは重量検出装置(GD-1)・ポリバケツ交換装置(GDR-6、GDR-9)を選定、パッケージタイプは型式を選定しました。
※あくまで目安となりますので、現場の状況に合わせて選定する必要があります。
厨芥処理システム
脱水機で固液分離され排出された生ごみをポリ容器で受け、重量を検出します。
GD-1は1個、GDR-6は6個、GDR-9は9個のポリ容器を乗せる事ができます。
※GDR-6、GDR-9は設定重量に達すると自動で回転しポリ容器を交換します。
パッケージタイプ
学校給食センター
学校給食センターの場合、処理する生ごみの量を約80g/1食(下処理40g・下膳40g)で計算します。
例)6000食の場合:6000食×80g=480kg/1日
ポリ容器1個あたりの設定重量を20kgとすると、24個ポリ容器に溜まる計算となります。
GDR-6(ポリ容器6個)の設置によって、下処理2回、下膳2回満杯のポリ容器から生ごみを取り出す形となります。
【厨芥処理システム】
・5000食未満:GD-1
・5000食~8000食:GD-1、GDR-6
・8000食以上:GDR-9
【パッケージタイプ】
・3000食以下:YS-700タイプ
・5000食以下:YS-1000タイプ
病院
病院の場合、処理する生ごみの量を約100g/1食(下処理50g・下膳50g)で計算します。
例)300床の場合:300床×100g×3食(朝昼晩)=90kg/1日
ポリ容器1個あたりの設定重量を20kgとすると、5個ポリ容器に溜まる計算となります。
GD-1(ポリ容器1個)の設置によって、朝1回、昼2回、夜2回のようにポリ容器から生ごみを取り出す形となります。
【厨芥処理システム】
・300床以下:GD-1、GDR-6
・300床以上:GDR-9
【パッケージタイプ】
・100床以下:YS-400タイプ
・200床以下:YS-600タイプ
・300床以下:YS-700タイプ
・500床以下:YS-1000タイプ
お問い合わせ
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