
前回は粉砕機内蔵シンクについて説明しました。今回は調整タンク、脱水機、ポリバケツ交換装置について紹介していきますね!
☞▶【第4回】粉砕機内蔵シンクをチェックする

お願いします!
調整タンク

調整タンクは、粉砕機内蔵シンクと脱水機の配管間に設置します。粉砕機内蔵シンクが2台以上同時運転する際に、脱水機の処理量を超えたスラリーを一時的に溜める役割があります。【第3回】で説明した通り、調整タンクが組み込まれたシステムを「Aシステム」と言います。

給食センターや病院といった、大規模の現場に設置が多いですね!

言い換えれば、2台以上同時運転しない現場であれば、調整タンクは不要になります。

例えば、給食センターの下処理室にある粉砕機内蔵シンクは午前に運転、洗浄室にある粉砕機内蔵シンクは午後に運転のように、同時に運転するタイミングがない現場であれば、調整タンクは不要ということですね。

脱水機

脱水機は、粉砕機内蔵シンクで粉砕・ポンプ圧送された生ごみを固液分離し減容します。特許取得済みの『圧縮フタ式スクリュープレス構造』により脱水性に優れております。
さらに、スクリーンは一定時間毎に外周をブラシが回転し自動で洗浄することで、目詰まりを防ぎます。

脱水した生ごみが落下するシュート部はテフロンコーティングが施され、引き出し式の洗浄かごが内蔵されているため掃除もしやすいですね!

ポリバケツ交換装置

ポリバケツ交換装置は、脱水機で固液分離された生ごみをポリ容器で受け、重量を検出することで、ポリ容器を自動で交換します。全てのポリ容器が満杯になるとランプにて知らせます。重量はデジタルで表示され、0.1kg単位で設定が可能です。
【第3回】で説明した通り、1日に出る生ごみの量(食数)によって、GD-1(ポリバケツ1ヶ)・GDR-6(ポリバケツ6ヶ)・GDR-9(ポリバケツ9ヶ)から選定します。

ランプで満杯かどうかわかるので、ポリ容器を監視する必要がなくていいですね!

・調整タンクは粉砕機内蔵シンクが2台以上同時に運転する場合、スラリーを一時的に溜める役割がある
・脱水機は特許取得済みの『圧縮フタ式スクリュープレス構造』により脱水性に優れている
・ポリバケツ交換装置は満杯になるとランプでしらせてくれる
次回

次回は処理できる生ごみ、できない生ごみについて詳しくご紹介します。

次回もお願いします!
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