関東 某精肉工場:エポキシ樹脂からミルクリートへ再補修
補修前問題点
2年前に「エポキシ樹脂」による床改修工事を実施されていましたが、1年と持たず床が剥がれ、ボロボロの状態になってしまっていました。
2年前の補修ではコスト面で「エポキシ樹脂」の施工会社を選定されていましたが、当該箇所は食肉の搬入ルートになっており、荷重200㎏オーバーの台車が通る為、1年持たずに剥離してしまい、既に補修が必要な状態になってしまいました。
せっかく補修してもすぐ剥がれてしまい、劣化を繰り返すような床材・施工では意味が無いということで、弊社へご相談頂きました。
従来床(エポキシ樹脂)と新規採用床(MF工法)の圧倒的違い
従来の床は『エポキシ樹脂』という床材を使用していました。
今回の現場ではエポキシ樹脂とコンクリート面が接着がされてなく、簡単にすべて剥がれてしまいました。
エポキシ樹脂は一般的な床材ではありますが、耐熱40℃前後のものが多く厨房機器の熱や油、お湯などで塗装面が浮き上がり、躯体コンクリートにまでダメージが出てしまい、床の寿命を縮めるなどの問題もあります。
今回、厨房に選定した床材『ミルクリート:M F-R工法』は、とても高い耐久性を持っています。
高温の熱水放流や蒸気洗浄が可能な耐熱性に加え、優れた耐衝撃性も併せ持っています。
今回の現場のように重さのある代車が通る搬入ルートにも好適です。
滑りにくく、剥がれず、熱や薬品に強い、
丈夫で衛生的な床に生まれ変わります。
床の劣化を防ぐことで、衛生的な厨房環境の維持につながります。
選定床材
今回の補修で利用したFSDの塗床は、MF-R工法(流し延べ、防滑)です。
幅広い腐食性物質に対する高い耐久性と、優れた耐衝撃性・耐摩耗性を併せ持つ高光沢・平滑仕様です。薬品や腐食性物質などに頻繁にさらされる食品・飲料工場や調理施設、化学品取扱工場、物流施設の走行路や床などに好適で、防滑性向上オプションをつけた工法です。
汚れ、ゴミなどが詰まる空隙がなく、耐汚染性にも優れていて衛生的な環境をサポートします。
施工後も臭いが残らない為、食品を扱う場所でも即時通常利用に戻ることが可能です。高い耐久性を持っている為、良い状態で長持ちする床補修が可能です。
施工スケジュール
今回は耐久性を上げるために、床材を2度塗りしています。
一回目を塗って、2時間乾燥させた後、2回目を塗りました。
【今回の施工スケジュール】
8:00~11:00 機器撤去、下地処理
11:00〜12:00 1回目床材塗り作業
12:00〜14:00 1回目床材乾燥 完了
14:00〜16:00 2回目床材塗り作業
16:00〜24:00 2回目床材乾燥 完了
翌日、機器を再搬入して完了となりました。
今回のポイント《まとめ》
予算を理由に「エポキシ樹脂」を施工されていましたが、
当該箇所は食肉の搬入ルートになっており、荷重200㎏オーバーの台車が通る為、1年持たずに剥離してしまい、すぐに補修が必要な状態に戻ってしまいました。
質の高い床材と職人による適切な作業で、満足頂ける施工ができました。
M F-R工法の幅広い腐食性物質に対する高い耐久性と、優れた耐衝撃性・耐摩耗性で長期間にわたって躯体を保護します。
床の補修で悩まなくても良い、
一般的な塗り床材にはない多角的な耐久性を併せ持つ床補修です。
床の補修はFSDへご相談ください。
詳細お問い合わせ
本件に関するお問い合わせ・ご相談は、
株式会社フロムシステムダイレクトまでお気軽にご連絡ください。
カスタマーサービスセンター:0570-02-3131