厨芥処理機+消滅型生ごみ処理機納入事例-入れ替え

厨芥処理機生ごみ処理機 FSD-納入事例

東京都某病院(約700床 ):厨芥処理機+消滅型生ごみ処理機入れ替え

東京都の病院内にある『生ごみ処理室』の機器を一式更新いたしました。
既存品の生ごみ処理機の製造メーカーが倒産したことで、弊社がメンテナンスや保守点検を対応しておりましたが、15年以上使用していることもあり不具合が見られ、現場からも機械がなくては困るという相談を受け、この度入れ替えを行いました。
あわせて厨芥処理機(調整タンク、脱水機、脱水機制御盤)も入れ替えとなりました。

施工現場

病院内の職員食堂、レストラン、厨房で発生する生ごみを「粉砕機内蔵シンク」の粉砕機で粉砕し、ポンプ圧送で「調整タンク」から「脱水機」に送り脱水した後、「消滅型生ごみ処理機」へ自動投入します。 (この流れを弊社では厨芥処理システムと呼びます。)

機器と設置場所

「粉砕機内蔵シンク」職員食堂1台・レストラン1台・厨房3台
「調整タンク」生ごみ処理室1台
「脱水機」生ごみ処理室1台
「消滅型生ごみ処理機」生ごみ処理室1台
※今回の現場は2台以上の粉砕機が同時に運転するため、「調整タンク」で脱水機の処理量を超えたスラリーを一時的に溜めております。

作業工程例

事前に搬入経路や生ごみ処理室の開口部の寸法を確認し、工事の段取りを決めます。
今回は全日9時~18時内で作業を行いました。

1日目:午前 作業エリア養生、午後 既存生ごみ処理機解体
2-3日目:既存生ごみ処理機解体
4日目:生ごみ処理機、調整タンク、脱水機、脱水機制御盤撤去作業
5日目:新品搬入据付作業
6日目:二次側設備工事、試運転確認
7日目:取り扱い説明、稼働立ち会い

既存品撤去

既存品の生ごみ処理機を採寸したところ、サイズが大きく、生ごみ処理室から撤去するのに解体する必要がありました。

既存脱水機
既存調整タンク
既存生ごみ処理機
解体中
解体中
解体中
槽内
槽内取り除き
解体中
解体中
既存脱水機制御盤
撤去
綺麗に撤去できました
既存・解体機器 搬出

新品の搬入

4tユニック車で進入し、機器を搬入していきます。

二次側設備工事

完了後

消滅型生ごみ処理機
脱水機
調整タンク
脱水機制御盤

6日間の工事は、問題なく完了いたしました。 解体含めベストなスケジュールで対応することができました。
7日目には正しく機器を使用頂けるよう、機器の取り扱い説明、稼働立ち会いを行いました。 

厨芥処理システム 特徴

職員食堂、レストラン、厨房内から生ごみが瞬時にパイプ搬送されるため、厨房で発生した生ごみを持って歩く必要がありません。台車や人の行き来がなくなり衛生導線の確保に最適です。
生ごみを細かく粉砕して水と固液分離するため1/3~1/5の減容が可能です。

消滅型生ごみ処理機 特徴

微生物で生ごみを水と炭酸ガスに分解します。そのため生ごみが残りません(消滅します)。厨芥処理システムと組み合わせ、生ごみを減容することで、生ごみ処理機内の微生物発酵・分解が容易となります。
排水は液肥としても活用可能で、ごみ処理にかかる作業負担が軽減されます。
ランニングコストは電気代 、水道代、メーカーの保守点検費、副資材の補充が必要ですが、産業廃棄物処理にかかる費用を削減することができます。減質量率は100%です。

槽内 副資材補充後

詳細お問い合わせ

現場の方のお困りごとを解決し、現在も問題なく稼働しております。

処理したい生ごみ処理の量や利用場所、運用方法などに応じて最適なご提案をさせて頂きます。

生ごみ処理のことならフロムシステムダイレクトへお任せください。

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