今回は、消滅型生ごみ処理機をご紹介致します。
消滅型生ごみ処理機
生ごみを微生物によって水とガスに分解し、消滅させる機械となります。また、排水は液肥として畑などに撒いて使用することも出来ます。
病院や学校給食センターなどの多くの場所に納入しており、弊社の厨芥処理システムとドッキングしている現場もございます。厨芥処理システムで生ごみを粉砕、分別、脱水させることで生ごみを減容し、生ごみ処理機内での微生物分解がより容易となります。
生ごみは厨房内から下水道放流までパイプ搬送され全自動で完結します。その為生ごみを持って歩く必要もなく労力削減になり、衛生導線も確保されます。

特長その1.臭わない・静か
臭いが気にならず音も静かなことから、某老人福祉施設では洗濯乾燥室に設置しています。
他にも、住宅密集地の某保育園に設置しておりますが今までに臭いや騒音でトラブルになったことはございません。場所を選ばず設置頂けます。

特長その2.特許取得の菌床(エコボール)
菌床には微細な連続多孔形状のエコボールを採用しております。エコボールの材質には、特許取得のセラミックを採用しております。耐摩耗性に優れているので頻繫な補充は不要でコストを抑えられ、排水に流れ配管が詰まる危険もなく、排水濃度が高くなりにくいです。
また、他の菌床と比べて、エコボールは初期分解のスピードが速く攪拌時に効率良く生ごみをすり潰します。


特長その3.特許取得の副資材(弾力素材・クッションコア)
一般的な消滅型の生ごみ処理機では、生ごみを微生物分解し、液化させたものを攪拌槽底部のパンチング穴からポタポタと滴下させて排水します。構造上、攪拌槽内に汚泥層が出来てしまう可能性があります。汚泥層が出来ると、パンチング穴を塞ぎ排水が流れなくなってしまいます。その為に特許取得のクッションコアを投入することで、汚泥層が崩れ排水の経路が確保されます。生ごみ処理機に弾力素材が使えるのはこの消滅型生ごみ処理機のみです!


特長その4.排水は液肥として利用可能
もちろんそのまま排水も可能です。ドレンユニットを経由することで固形物を流さず上澄み液だけを排水する(※特許取得)ので排水濃度を抑えられます。排水施設がパンクするなど、下水道基準を超えるようなトラブルを防ぐことが出来ます。
また、上澄み液から不純物が少ない液肥を取り出すことが出来ます。液肥利用として多くの実績を有し、機械から取り出しすぐに利用可能です。有用な液肥として自治体の『グリーン商品※』にも認定されています。
※家庭や公共施設などから回収した生ごみで作った液肥です。製品やサービスを購入する際に、環境を考慮し必要性を考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入するグリーン購入に対応した商品です。


注意点
・付帯設備は電気(三相200V)接続・給水・排水となります。
・メンテナンスの為作業スペースを確保お願い致します。(左右ともに0.7m程度・前面は1m程度)
・原則屋内設置となります。
フタを開けたときの多少の臭い漏れがありますので換気設備を推奨致します。
屋外設置の場合は、雨が直接かからないように屋根のある場所等を推奨致します。
設置場所によっては凍結防止の保温材が必要となります。
平坦でコンクリートやアスファルトなど丈夫な床に設置する必要があります。
機器の選定や、不明点などお気軽にお問い合わせください。
納入写真




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